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SPPでの現像設定

SDIM0241.jpg
SIGMA DP2 Merrill


現像時にどんな設定をしているか、と聞かれる事が多いのですが、使いこなせて無いなりに少しSPPのパラメータを公開してみます。あまり面白くないです^^;





SPPでの現像設定_c0191021_21125116.jpg


で、お分かりの通り、ほとんどパラメータを弄ってません。

◆シャープネス
DP2 Merrillに限らずfoveonではシャープネスを0に設定していてもアンシャープマスクがかかった様な
画像になる傾向にあります。
ま、これはこれで好きでfoveonらしい感じがするので、ほとんどのケースではシャープネスは下げません。


◆露出
RAWで撮って調整するのがfoveonの流儀だと思いますが、それよりも撮影時の露出をどうするかで絵が大きく変化すると感じます。
foveonは光量を取り込まないと特に緑の発色がヘンテコになる傾向にあります。でもオーバー目に撮ると今度は色のりが悪い。もちろん被写体にもよりますが、光量が確保できる中でやや-1/3~-1段程アンダーに撮るのがfoveonらしい発色の豊かな絵が出しやすく、これが私の標準露出です。
DP2 Merrillでは標準露出でもややアンダーな傾向にあるので、一般のカメラに比べるとかなりアンダー傾向になります。
なお初代DP1では-2.0が私の標準露出です。

低照度の被写体で色を出したい場合は素直にあきらめます^^
ごめんなさいSIGMAさん。


◆fill light
あまり弄りません。デフォルトでCGっぽくなりやすいfoveonですので、あまり弄らないです。
もちろん思いっきり弄って遊ぶこともありますが。。。。

◆シャドー&ハイライト
これもあまりデフォルトからは弄らないです。特に+設定はなるべくしません。シャドーの持ち上げはトーンジャンプしやすく階調が失われるかなと。。。

◆カラー調整
キモはここなのでしょうね。DP・SDシリーズはAuto WBが弱いのでここでイメージの色にいかに設定するかだと思います。私の場合は暖色系が嫌いなので寒色系に振ることが多いですがここではほとんど触らず。
どうも50Dで苦労したのマゼンダ転びがトラウマになって暖色嫌いになったのかも。。。。

なお、foveon特有の緑かぶりも良く価格.comとかで問題にしている人が多いですがが、大概はこのパラメータで回避する事ができます。

で、いったんtifで出力後にlightroomを通してflickrへアップ。
結局は撮影するときの設定でほとんど決まる印象かなぁ。





SDIM0159.jpg
SIGMA DP2 Merrill


SPPでの現像設定_c0191021_2203882.jpg

by sumizooN | 2012-09-04 21:50 | その他